ハイサイ、N.Kです。いよいよ左側優位の法則も、
①頭から始まり、やっと、⑧つま先まで来ましたよ。
それでは、本題に入りますね。もう少しだけお付き合いくださいまし。
これまでに、左足が軸足、右足が利き足ということはすでに述べてきましたが、
大きさに、長さの異なりと役割り分担は、⑦でおわかりですね。
次に左右の足の形、特に筋肉や関節についても検証していきますね。
O脚の方にも、必見かと思いますよ。
正面に立って、椅子に座っている人の組んでいる足を注目してみていると、
私達の右足は太股も膝も“弁慶の泣き所”の脛も、その筋肉は少し外側に外旋しているはずです。
つまり右足は全体的に外[右]側にねじれています。
これは、お尻を床につけて両足を前方に突き出して、両方の足の親指をつけてみる。
親指をつけた後すぐ、足の力を抜いて両足の親指を離します。
すると右足は自然に外側[右]に外旋して戻ろうとします。
これが、右足は誰でもややO脚の証明になります。
また椅子に腰かけるときにも一定の法則があります。
左のお尻の方が右より奥深く、椅子の背に近く座っているはずです。
これは一般的に左側の方が右側より大きくできているからです。膝も同様。
右より左が大きく、足首も右側より左側が大きくできています。
床の上に尻を据えて、両脚を前方へ十分に伸ばして、
左右の膝下に手の甲を上にして手を差し込んでみると、右は左よりも入れ難いはず。
これは右膝がよく伸びている証拠で、左に比べて隙間が狭いために起こります。
次に両足を正しく揃えて直立してみてください。
この時、両膝の後の側を見ると、右側がよく伸びているため、
膝の裏のくぼみが左より小さく、しかも脛の後へ(ふくらはぎ)が少し後に出張っているはずです。
膝と同様、脛も、その太さは左側の方が太いのです。
膝は左右とも少し外側にねじれていますが、
左の向うずねの骨は少し前に出張っているのが普通です。
くるぶしは前から見ると左足のものは右足より幅が広くなっています。
これはくるぶしの関節が左右とも左から右に少しねじれています。
従って右足くるぶしの外側の“でっぱり”は内側のでっぱりより後にあることになります。
それで左足のくるぶしは右足より幅広く見えるのです。
このように人体は左右対称に見えて決して同じではないのです。つまりアンバランスなのです。
地球誕生以来、地球が左回転で太陽を公転している以上、すべてのものが左側優位になってしまうのは、
自然の摂理なのです。何千年も前のアルタミラ洞窟の動物の壁画が、
鼻は左、尾は右を向いて書かれたのと同様。私達は自転車や金魚の絵を書いても、
鼻は左、フロントは右に書く方が、逆よりずっと描き易い。
どんなに歴史を経ても、文化文明が発展しても、自然の摂理は変わらないものです。
今回、①~⑧まで“左側優位の法則性”は人の先天性(本質的)は、
自然の摂理で地球と綱がっちゃているので変わらないものです。
がしかし、人はほぼ後天性(生活環境)から9割がた作られていきますので、
ひと休み措いてから、また別の機会にでも“後天性(生活環境)”を載せますね・・・。以上
*私事で今週末の“あやはしマラソン”10㌔コースをちょこっと走ってまいりますね。ではでは。