ものごとの因果関係(原因と結果)を考えてみよう⑧
ハイサイ、N.Kです。今回は、以前読んでいた読みかけの本の続きを紹介しておきますね!
*「因果(原因と結果)の法則より」:まぁ、私たちの周りではたえず、
様々なものごとが大なり小なり発生します。ある出来事があった場合、
そこに行き着くまでには無数の「因果」が存在します。
「運」をつかむには、どれだけ周りの因果関係を把握するか、
それも大事なことの一つです。
しかしこの因果関係、自分の知らないところで混沌と絡み合っていたりするもので、
私たちが「すべて」把握するのは不可能です。

例えば上司の機嫌が悪い時、その因果関係を理解できますか?
原因A:自分のミスで怒っているかもしれない、原因A2:実はあのミスは私ではなく・・・。
原因B:自宅で何か問題があったのかもしれない、原因B2:子供が反抗期なようで・・・。
原因C:もしくはただの疳の虫かもしれない。原因C2:店の店員に腹が立った。などなど。
それらの原因をすべて知っているなら、自分に降りかかる火の粉を払う事はできるはず。
しかし、原因が家庭の問題だったりすれば、知ったところで何ができるものでもありません。
ここで挙げたような身近な例なら、何らかの因果関係を知って対処することはできます。
しかし、自分ではどうしようもできない、非常事態で怖いのは、「迷信や噂」です。

「迷信」の怖さをもの語ったできごととして、中世ヨーロッパのペスト大流行があります。
中世ヨーロッパにおいて、ペストが大流行し、
全人口の三割が死亡するという大事件がありました。
ペストはねずみが感染し、その血を吸った「ノミ」を介して人間に感染しました。
現在ではペストに対抗する抗生物質「ストレプトマイシン」で抑えることができますが、
当時は特効薬もなく、ねずみによって脅威にさらされていました。
当時の中世ヨーロッパは、教会が支配しており、
教会は異教徒(魔女)、その魔女の使い、特に「猫」は徹底的に虐待されました。
この結果、猫を天敵としているねずみが大繁殖し、
ねずみを媒介とするペストが大流行してしまった。
当時の人達は、猫を虐待したことが、
自分たちの存亡を脅かすとは思ってもいなかったはず。
猫=魔女の使いという「迷信」が悲劇を招いてしまったのです。
今でこそ、このような因果関係がはっきりと認識されているのですが、
自分たちが魔女の使いと信じていた猫が、
本当は自分たちにとっての救世主だとは皮肉な事実だったのです。
自分ではどうしようもできない、非常事態が襲って来た場合には、
「正しい情報をつかむ」のが非常に大切です。
今は中世ヨーロッパとは違い、情報を送る機関(マスコミ)が発達しており、
私たちが情報を受け取るのは容易です。
この問題の因果関係は何か、これは本当に正しい情報か、
情報をただ受け取るだけでなく、一度立ち止まって考えてみましょう。

*まとめ
①ものごとの因果関係を探る。
②「迷信」や「無根拠な噂」には惑わされない。
③垂れ流される情報の中から正しいものを選ぶ。以上です。
*「因果(原因と結果)の法則より」:まぁ、私たちの周りではたえず、
様々なものごとが大なり小なり発生します。ある出来事があった場合、
そこに行き着くまでには無数の「因果」が存在します。
「運」をつかむには、どれだけ周りの因果関係を把握するか、
それも大事なことの一つです。
しかしこの因果関係、自分の知らないところで混沌と絡み合っていたりするもので、
私たちが「すべて」把握するのは不可能です。
例えば上司の機嫌が悪い時、その因果関係を理解できますか?
原因A:自分のミスで怒っているかもしれない、原因A2:実はあのミスは私ではなく・・・。
原因B:自宅で何か問題があったのかもしれない、原因B2:子供が反抗期なようで・・・。
原因C:もしくはただの疳の虫かもしれない。原因C2:店の店員に腹が立った。などなど。
それらの原因をすべて知っているなら、自分に降りかかる火の粉を払う事はできるはず。
しかし、原因が家庭の問題だったりすれば、知ったところで何ができるものでもありません。
ここで挙げたような身近な例なら、何らかの因果関係を知って対処することはできます。
しかし、自分ではどうしようもできない、非常事態で怖いのは、「迷信や噂」です。
「迷信」の怖さをもの語ったできごととして、中世ヨーロッパのペスト大流行があります。
中世ヨーロッパにおいて、ペストが大流行し、
全人口の三割が死亡するという大事件がありました。
ペストはねずみが感染し、その血を吸った「ノミ」を介して人間に感染しました。
現在ではペストに対抗する抗生物質「ストレプトマイシン」で抑えることができますが、
当時は特効薬もなく、ねずみによって脅威にさらされていました。
当時の中世ヨーロッパは、教会が支配しており、
教会は異教徒(魔女)、その魔女の使い、特に「猫」は徹底的に虐待されました。
この結果、猫を天敵としているねずみが大繁殖し、
ねずみを媒介とするペストが大流行してしまった。
当時の人達は、猫を虐待したことが、
自分たちの存亡を脅かすとは思ってもいなかったはず。
猫=魔女の使いという「迷信」が悲劇を招いてしまったのです。
今でこそ、このような因果関係がはっきりと認識されているのですが、
自分たちが魔女の使いと信じていた猫が、
本当は自分たちにとっての救世主だとは皮肉な事実だったのです。
自分ではどうしようもできない、非常事態が襲って来た場合には、
「正しい情報をつかむ」のが非常に大切です。
今は中世ヨーロッパとは違い、情報を送る機関(マスコミ)が発達しており、
私たちが情報を受け取るのは容易です。
この問題の因果関係は何か、これは本当に正しい情報か、
情報をただ受け取るだけでなく、一度立ち止まって考えてみましょう。
*まとめ
①ものごとの因果関係を探る。
②「迷信」や「無根拠な噂」には惑わされない。
③垂れ流される情報の中から正しいものを選ぶ。以上です。

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