今月の言葉
ハイサイ「輝け黄金言葉」より⑥
ハイサイ、N.Kです。私事で、少しばかりの夏休みを頂きまして、
やっと、甥っ子と一緒に夏休み遊びに出かける事ができましたよ。
朝から那覇の博物館に行って、昼には北谷の映画館に行って、
夜は久しぶりに合気道で汗を流してきました。
まぁ、自分なりに甥っ子と一緒にりフレッシュはできたと思います。
それでは、また仕事に学業にと、明日からチバッテみますかね。
前回の続き、「輝け黄金言葉」。本題に入りますね。
*恥ぬ 有りわどぅ 人間 やる
恥があればこそ人間である。やっていいこと、悪いこと。人間社会で生きるには、
守らなければならないルールがある。それを無視する事は社会で認められない行為であり、
「恥」として最低なこととみなされる。
例えば人をだます、裏切る。義理を違える。他人の妻や夫を奪うなど。
人として恥ずべきことを、恥ずかしく思う心があってはじめて人間である。
それがない者、身持ちの悪い男女など、恥知らずな者には「ハジチラー」といい、
そういう者を非難するのに使われる黄金言葉。恥も外聞もあってこそ人といわれる。
*寝(ニ)んとーしぇー 起(ウ)くさりーしが、寝(ニ)んたふーなーや 起(ウ)くさらん
寝ているのは起こせるが、寝たふりは起こせない。
すやすや寝ているときに体をゆり動かされたら、何だろうと目を覚ます。
それと同様に、今まで気がつかなかった欠点を注意されたらさっと直す。
それが人の働きかけにたいする対応であり、誠意というもの。
しかし、寝たふりを決めこんでいる者は違う。
わかっていても実行する気はないから、誰にどなられ蹴飛ばされようと相手にしない。
早く目を覚まして立派になってという願いは、彼の心には響かない。
その気のない者にはどう働きかけてもムダであるということ。
そういう者を指導してくれと頼まれた場合に、ムダであるということを伝えるのに用いられる。
*実(ミー) 入(イ)らー 首 折(ヲゥー)りり
実(が)入れば、首(を)折れ。稲の穂は、実れば実るほど、その重みで穂先が折れて垂れ下がっていく。
人間も、中身が充実するほど頭を下げて謙虚にならなければならないよという教え。
真に実力と人間性が充実していれば、世の中には上がいくらでもいること知るようになり、
おのずと態度も謙虚になっていくもの。少し偉くなったからといってふんぞり返り、
人を人とも思わぬ高慢な態度をとる者は、まだまだ人間的に未熟な者である。
そのようなハナフラチャー(鼻を膨らませて威張る人)を戒める場合に用いられることわざ。
今回は以上です。わたくしも「初心、忘れべからず」で日々精進して参りますね。
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