応急手当
「首・背中」をぶつけたときの手当てポイント!
ハイサイ、N.Kです。今回は体のさまざまな部分をぶつけたときの応急手当てを紹介します。
今日は「首・背中」をぶつけたときの手当てポイントです。
☆手当てのポイント
ポイント1 呼吸の状態の確認
首を強打して、首の神経を損傷すると、呼吸ができなくなることがあるので、
まず呼吸音を確認するなどして呼吸をしているかどうか確認する。
※呼吸をしていない場合
至急気道の確保と人工呼吸などの応急手当てをする。
ただし、骨折や神経の損傷の疑いがある場合は、状態を確認しながら、ゆっくりと慎重に行い、
至急救急車を呼び病院へ運ぶこと。また、呼吸をしていても呼吸が浅く、
ショック症状が出ている場合も至急病院へ。
ポイント2 手足の動きの確認
手足を動かせるかどうか聞き、実際に動かして確認する。
また、手足をつねるなどして痛みを感じるかどうか確認する。
手足が動かない場合や痛みを感じない場合は、神経を損傷しているおそれがあるので、
至急救急車を呼び、病院へ運ぶこと。
ポイント3 できる限り安静を保つ
首や背中が激しく損傷している場合は、できるだけ安静を保つことが重要。
損傷が神経まで至っているおそれが大きく、悪化する危険性がある。
●応急処置
①首や背中を強打したときは、その衝撃によって骨折している場合があるため、
できるだけ動かさないことが重要。背負ったりして動かすのは厳禁。
床の上など固い平らなところに仰向けの姿勢で寝かせる。
マットレスのようなやわらかいものの上には寝かせないようにする。
②首が動かないように、座布団や大きめのタオルなどを丸めたもので首の両脇を固定する。
③屋外など危険が伴う場所で打撲した場合、安全な場所に運ばなければならない。
その際は、戸板や布などで固定し、振動が伝わらないように注意しながら、慎重に運びこと。
首や背中には脊髄などの大事な神経が走っています。
打撲したときの衝撃でそれらを損傷した場合、呼吸障害や手足のマヒが起こるおそれがあります。
衝撃の強さや痛みの度合い、呼吸の状況などを確認し、状況に応じた適切な処置を行いましょう。
*余談ですが、毎週、水曜日は「ちゅら海整骨院」は休診日です。
その休みを使って、私事で週1回ぐらいはしっかりとなまった身体を動かそうかと思い、
はじめた「合気道」も早5年、行けたり行けなかったりとあまり上達はしていませんが、
わりと自分に合っているようで、好きで楽しく気長にやっておりますが、
その「合気道」の基本ですが、投げ技からの「受け身」で大事なのが、
頭を打たないように、目線はおへそを見るようにし、
手套から入って肘や肩・背中から、くるっとまわって立ち上がります。
先生には、いつも「木の葉が舞うように転がりなさい」と教えられます。
そうすると咄嗟の転倒でも頭や首・背中を最小限のダメージで済みます。
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