注意したい病気「腸の病気(大腸炎・大腸ポリープ)」[25]

N.K

2011年10月25日 16:03

ハイサイ!!



T.Tです♪♪


今日は注意したい病気「腸の病気」大腸炎・大腸ポリープの症状と予防を紹介します。



●大腸炎・大腸ポリープとは
大腸炎とは、大腸の粘膜がただれて炎症が起こった状態です。代表的なものは、潰瘍性大腸炎です。欧米では昔から多くみられる病気で、20~30歳代の若い人に発症するのが特徴です。大腸がんと同じように、脂肪の多い食事の摂り過ぎが影響すると考えられています。はっきりとした原因は分かっていません。再発しやすく治療が困難なため、厚生労働省から難病の指定をされています。
大腸ポリープは、腫瘍性の腺腫と非腫瘍性の炎症性ポリープ、過形成性ポリープに分けられます。腺腫は本来良性腫瘍ですが、がんと同様に粘膜上皮の腺細胞が異常をきたして増殖したものなので、大きくなるとがん化の傾向が出てきます。通常、1㎝くらいでは30%が、2センチくらいでは50%ががん化しているといわれているので、注意が必要です。



★大腸炎・大腸ポリープの種類と症状
●大腸炎
下痢・血便・腹痛が主な症状です。さらに白っぽくにごった粘液が付着する事があります。症状が重くなると食欲不振・体重減少・吐き気・発熱などが現れてくることもあります。


●大腸ポリープ
自覚症状はあまりありませんが、放置すれば約6~7年でがん化するともいわれています。大腸がん検査の便潜血検査で見つかることが多いので、定期的に検査を受けましょう。


◎大腸炎・大腸ポリープの予防ポイント
ポイント1 早期発見に努める
大腸の粘膜に何度も炎症を起こすと、大腸がんになりやすい。発病から10年以上経過すると大腸がんの発症率が高まるので、早期発見・早期治療が重要になる。

ポイント2 排便時のチェックを
日頃から、便に血液や粘液が混じっていないか確かめる習慣をつける。

ポイント3 食生活を見直す
規則正しい生活を送り、食生活に注意を払う。特に、野菜をたくさん摂る事が大切。






大腸炎は下痢や血便などの症状がありますが、大腸ポリープは時々下血がみられることがある程度で、無症状が多いため、日頃から食生活に気をつけ、定期的な検査を受ける事が大切です。

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