突然の異変「吐き気・嘔吐・下痢」[34]

N.K

2011年11月22日 16:51

ハイサイ!!!



T.Tです♪♪



今日は突然の異変「吐き気・嘔吐・下痢」の手当てのポイントを紹介します。


◎吐き気・嘔吐の手当のポイント
●絶対にしてはいけないこと
吐き気がするときに無理に吐き気を止めると、症状が悪化するおそれがあるので、吐き気止めは飲まさないこと。

ポイント1 衣服をゆるめて楽な姿勢に
仰向けに寝かした場合、嘔吐したときに嘔吐物がのどに詰まらないよう、顔は横向きにする。冷やしたほうが楽なときは、氷のうなどで胃を冷やす。


ポイント2 我慢せず、できるだけ吐かせる
吐き気がするときは吐き気止めは飲まさない。我慢せずできるだけ吐かせる。背中をさすってあげるなどして、吐きやすいようにする。


ポイント3 嘔吐した後は口の中や衣服は清潔に
嘔吐物の臭いや口の中の不快感でさらに気分が悪くなる場合があるため、食塩水でうがいをさせ、衣服に汚れが付いた場合は、着替えさせて清潔にする。


ポイント4 嘔吐した後は、しばらく安静にしておく
嘔吐が落ち着いたら横になるなど、しばらく安静にしておく。嘔吐を繰り返す場合があるので、容器やタオル、ビニール袋などを近くに用意しておく。脱水症状に注意。


吐き気や嘔吐は、体内から有害なものや不要なものを出そうとする働きです。そのため、吐き気を感じたら、吐きたいだけ吐かせることが重要です。しかし、嘔吐は胃の病気以外にも多くの病気を伴って起こります。明らかな理由もないのに嘔吐が起きる場合は、脳や心臓の病気のおそれもあります。症状をよく確認し、通常の嘔吐とは違うときは救急車を呼び、専門の医師による適切な処置を受けましょう。

◎下痢の手当てのポイント
ポイント1 お腹を温めて安静にする
衣服をゆるめ、横になってお腹を温めて安静にする。10~15分間、蒸しタオルやカイロなどをお腹に当てて温めると、下痢を止めるのに効果。


ポイント2 水分補給をこまめに
便の排出とともに水分が失われるため、脱水症状にならないよう少しずつ頻繁に水分補給を行うこと。白湯やスポーツ飲料などを飲ませるとよい。ただし、冷えすぎた飲み物や刺激のある炭酸飲料は、かえってかえって症状を悪化させる場合があるので避けること。


ポイント3 食事は固形物を避、様子をみながら
しばらく食欲があっても何も食べずに胃腸を休ませる。落ち着いたら少しずつ、消化がよく栄養価が高い食べ物を摂るようにする。冷えすぎるものや逆に熱すぎるものは腸を刺激するので、体温に近い温かさのものを摂るとよい。


ポイント4 お尻を清潔に
下痢の回数が増えると、便の刺激で肛門の周りがただれやすくなる。排便後はトイレの洗浄器で洗い流すか、汚れをやさしくぬぐうようにし、常に清潔にしておくこと。






下痢も、嘔吐も同様、体内から有害なものや不要なものを出そうとする働きです。したがって、下痢止めなどで無理に止めようとせず、お腹を温めて安静にし、様子をみるようにする。急性の下痢症や発熱、嘔吐が一緒にみられる場合は、ウイルスによる感染症や腸の病気などが考えられます。そのようなときは、早めに内科を受診し、適切な処置を受けるようにしましょう。

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