応急手当
気道内異物の応急手当て[17]
ハイサイ!!!
T.Tです♪♪
今日は気道内異物の応急手当てを紹介したいと思います。
☆手当てのポイント
ポイント1 異変を見逃さない
のどにものが詰まると声が出せなくなるので、声を出して助けを呼ぶことができない。窒息事故は一刻を争うため、詰まったことを知らせようとするしぐさを見かけたら、迅速に適切な対応をすることが大切。
ポイント2 意識の有無の確認
意識があるかどうか確認する。意識がない場合は、至急救急車を呼ぶこと。救急車がくるまでの間は気道を確保して、人工呼吸を行うなどの応急処置が必要。
ポイント3 異物を吐き出させる
なかなかのどに詰まったものが吐き出せず、時間がかかると思われる場合は、救急車を呼ぶなどして至急病院へ向かい、適切な処置を受けること。
○事故を防ぐ!!!
気道内異物は子どもや高齢者に多くみられ、家庭内事故による死因のトップです。子どもは食べ物だけでなく、おもちゃやビー玉など目についたものを何でも口に入れようとしますし、高齢者は、嚥下力が低下していることが多く誤飲を起こしやすいため、特に注意が必要です。
日頃から下記の項目に気を付けて事故を防ぐように心がけるとともに、万一のときに慌てずすむように、正しい処置の方法を確認しておきましょう。
1.食べ物は大きいまま口の中に入れない
2.一度にたくさん食べ物を口の中に入れない
3.早食いせず、良く噛んでから食べる
4.お茶など水分をとりながら食事する
5.口に食べ物を入れたまま話さない
6.入れ歯などを飲み込まないように注意する
7.食前・食後のお酒の飲み過ぎに注意する
●応急処置
①意識があって咳が出る場合、何度も咳をさせ、詰まったものを吐き出させる。
②詰まったものを吐き出しやすいよう、頭はできるだけ胸より低くし、胸を一方の手で支え、もう片方で背中を4~5回素早く叩く。
◎出ない場合
後ろから抱きかえるように患者の脇の下から両手を後ろに回し、上腹部に握りこぶしを当て、一方の手でその握りこぶしを上から握り、手前上方に突き上げ圧迫する。患者が座っている場合も同様に行う。
この方法は、乳児や妊婦には全体に行わないこと!! また、握りこぶしが剣状突起に当たるときも行ってはいけない。内臓を損傷させるおそれがあるため、状態が治まっても必ず医師の診察を受けること。
◎乳幼児の場合
頭を下に向けてうつぶせの状態で腕やひざに乗せ、大人と同様に叩く。背中をたたいても吐き出さないようなら、仰向けに寝かせ、みぞおちとおへその間を、人差し指と中指を使い、肺の下の方に向かって4回ほど強く押し上げる。
③詰まったものを吐き出したときは、口を開けてそれらをかき出す。ハンカチなどの布を指に巻きつけて行うと、取り出しやすい。
![気道内異物の応急手当て[17]](//img01.ti-da.net/usr/churaumikenkouin/IMG_0374.JPG)
気道内異物とは、食べ物や異物がのどに詰まることを言います。のどにものが詰まると呼吸ができなくなり、最悪の場合は死至るおそれがあるので、のどにものが詰まっている様子を見つけたら、周囲の人が迅速に対応し、正しく応急処置を行うことが大切です。
T.Tです♪♪
今日は気道内異物の応急手当てを紹介したいと思います。
☆手当てのポイント
ポイント1 異変を見逃さない
のどにものが詰まると声が出せなくなるので、声を出して助けを呼ぶことができない。窒息事故は一刻を争うため、詰まったことを知らせようとするしぐさを見かけたら、迅速に適切な対応をすることが大切。
ポイント2 意識の有無の確認
意識があるかどうか確認する。意識がない場合は、至急救急車を呼ぶこと。救急車がくるまでの間は気道を確保して、人工呼吸を行うなどの応急処置が必要。
ポイント3 異物を吐き出させる
なかなかのどに詰まったものが吐き出せず、時間がかかると思われる場合は、救急車を呼ぶなどして至急病院へ向かい、適切な処置を受けること。
○事故を防ぐ!!!
気道内異物は子どもや高齢者に多くみられ、家庭内事故による死因のトップです。子どもは食べ物だけでなく、おもちゃやビー玉など目についたものを何でも口に入れようとしますし、高齢者は、嚥下力が低下していることが多く誤飲を起こしやすいため、特に注意が必要です。
日頃から下記の項目に気を付けて事故を防ぐように心がけるとともに、万一のときに慌てずすむように、正しい処置の方法を確認しておきましょう。
1.食べ物は大きいまま口の中に入れない
2.一度にたくさん食べ物を口の中に入れない
3.早食いせず、良く噛んでから食べる
4.お茶など水分をとりながら食事する
5.口に食べ物を入れたまま話さない
6.入れ歯などを飲み込まないように注意する
7.食前・食後のお酒の飲み過ぎに注意する
●応急処置
①意識があって咳が出る場合、何度も咳をさせ、詰まったものを吐き出させる。
②詰まったものを吐き出しやすいよう、頭はできるだけ胸より低くし、胸を一方の手で支え、もう片方で背中を4~5回素早く叩く。
◎出ない場合
後ろから抱きかえるように患者の脇の下から両手を後ろに回し、上腹部に握りこぶしを当て、一方の手でその握りこぶしを上から握り、手前上方に突き上げ圧迫する。患者が座っている場合も同様に行う。
この方法は、乳児や妊婦には全体に行わないこと!! また、握りこぶしが剣状突起に当たるときも行ってはいけない。内臓を損傷させるおそれがあるため、状態が治まっても必ず医師の診察を受けること。
◎乳幼児の場合
頭を下に向けてうつぶせの状態で腕やひざに乗せ、大人と同様に叩く。背中をたたいても吐き出さないようなら、仰向けに寝かせ、みぞおちとおへその間を、人差し指と中指を使い、肺の下の方に向かって4回ほど強く押し上げる。
③詰まったものを吐き出したときは、口を開けてそれらをかき出す。ハンカチなどの布を指に巻きつけて行うと、取り出しやすい。
気道内異物とは、食べ物や異物がのどに詰まることを言います。のどにものが詰まると呼吸ができなくなり、最悪の場合は死至るおそれがあるので、のどにものが詰まっている様子を見つけたら、周囲の人が迅速に対応し、正しく応急処置を行うことが大切です。
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