カラダの不思議
へその緒が病気の治療の役に立つ!?8


ちゅら海 MI です(^^♪
「 へその緒が病気の治療の役に立つ!? 」
へその緒は、胎児にとって胎盤とともに大変重要なものです。
なぜなら、へその緒を通じて胎児と母体の間で栄養や老廃物のやりとりが行われるからです

へその緒と、胎盤の中に含まれる血液を臍帯血といいますが、
これは母親の血液ではなく、産まれてくる赤ちゃんの血液です

そのなかには骨髄と同様の、血液細胞を作り出す元になる造血幹細胞が多く含まれています

この臍帯血を移植することで、
白血病などで骨髄移植が必要な人の治療に役立てることができるのです


日本では、骨髄移植をする人が年間1000~1500人ほどいます

しかし、骨髄バンクを介した移植は年間約800~900例を数えるのみで、
希望しても移植を受けれない人が大勢います。
一人でも多くの人を救う事が出来るよう新たに始められた治療法が、
臍帯血移植です


臍帯血移植が優れている点は、
生体から移植するのではなく、既に凍結させてある臍帯血を使うため、
移植時間が短くてすむことです

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