カラダの不思議
骨盤のゆがみが及ぼす影響は?
ハイサイ、N.K です。今回は「骨盤のゆがみ」が体にどのような影響を及ぼすのか?
を取り上げておきますね!
Q.骨盤のゆがみが及ぼす影響は?
A.肩こり、腰痛、肥満の他、女性の場合は便秘、冷え性、むくみ、
あるいは生理不順や不妊になる場合があります。
さらには不眠になることもあります。
*骨盤は上半身と下半身を結ぶ役割をもち、大まかには左右の寛骨と仙骨が、
多くの靭帯で結合してできています。そのために、
基本的には動きが少ない場所といえます。
しかし、骨盤内の唯一の関節である仙腸関節と呼ばれる部分は、
可動域が小さいながらも動くことができます。
その部分にゆがみが生じると、それを補正しようと骨盤内のいろいろな場所が連動して、
わずかながらズレが生じて、結果的に「骨盤がゆがむ」ことになります。
骨盤がゆがんでしまうと体にさまざまな症状が出ることが知られています。
まず、骨盤のゆがみには「左右のゆがみ」と「前後のゆがみ」があります。
①左右のゆがみの場合は、体が横に傾く、あるいはねじれが生じるために筋肉が偏って緊張して、
肩こり、腰痛を引き起こしやすくなります。
②前後のゆがみの場合は、腰や足のラインが崩れることにより、
全身の血行が不良となり、肩こり、冷え性を引き起こすことがあります。
さらに、血行不良がもとで新陳代謝が低下して、脂肪の付きやすい体質になることもあります。
③骨盤の位置が傾くことによって内臓が正常な位置に保たれずに下がってしまうことにより、
便秘や女性の場合は生理不順、ひいては不妊につながることもあります。
④肌荒れなどの症状を引き起こすこともあります。
⑤骨盤が開くと大腿骨が外側に開いて、足も自然に外側を向いてしまいます(がに股)。
これは、O脚やⅩ脚、猫背を引き起こして姿勢を悪くします。
⑥意外な症状は、不眠です。通常、睡眠中は骨盤は開いています。
しかし、緊張や不安が強いと、骨盤は閉じたままになって眠れなくなってしまいますよ。
・・・今回は以上です。
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