カラダの不思議
好きな人を前にすると心臓がドキドキするのは?
ハイサイ、ご無沙汰しております。N.Kです。
何かと時間に追われ、なかなかブログがアップできずスイマセン・・・。
今回は、クリスマスも近いことですし、「カラだの不思議」より、
Q.好きな人を前にすると心臓がドキドキするのはなぜですか?
A.心臓が自律神経によって支配されているからです。
*好きな人を前にしたり、緊張したりすると心臓が
ドキドキするという経験は誰にでもあるでしょう。
心臓の動きは、自律神経(交感神経と副交感神経)によって支配されているので、
自分の意思でコントロールすることはできません。
人間の活動には、体を動かしたり、会話をするというような意識をした活動と、
自律神経に支配される無意識な活動、つまり自分の意思ではコントロールできない活動とがあります。
心臓の拍動や消化、発汗などがこの無意識な活動にあたります。
好きな人を目の前にしたり、緊張しているときは体が興奮状態にあり、
自律神経が後で述べる心臓の「洞房結節」に作用して心臓の拍動を速くするのです。
しかし、心臓は脳の活動が停止している「脳死」の状態、
つまり自律神経の支配を受けていない状態でも動くことができます。どうしてでしょうか?
それは、心臓が自分自身で自発的に動くことができるからです。
心臓の右心房には洞房結節という特殊な心筋細胞の集まりがあり、
ここで電気刺激を発生させます。その刺激が心房の上から下へ、
さらに左右の心室へと伝わることにより、心臓全体を効率よく動かす(収縮させる)
ことができるのです。この電気刺激の通り道を、「刺激伝導系」と言います。
心臓は規則正しく動いています。それは、洞房結節が刺激伝導系を通ることによって
心臓が動かされているからです。洞房結節や刺激の伝わり方に異常が起こると、
心臓のリズムが乱れます。これが「不整脈」です。・・・今回は以上です。

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