②からだに必要な元素「マグネシウム」とは?
ハイサイ、N.Kです。今日は夜更かししております。
そんな私も含め、多くの人が陥りやすい。
「睡眠不足やストレスで体内のマグネシウムが著しく減少すると大変だよ」のお話しです。
本来、健康な人間では、マグネシウムはカルシウム(Ca)とうまくバランスを保って存在している。
人体に不可欠なミネラルであり、体内の血管の幅を縮める作用がある。
そのため、カルシウムが多く保有されると、血管が細くなりすぎて、
血液の流れを止めてしまうこともある。
その反対に、マグネシウムは血管の幅を広げる作用がある。
つまり、マグネシウムはカルシウムがバランスよく補給されていれば、
血管のバランスも保てるため、血液もスムーズに流れる。
ところが、マグネシウムの摂取が不充分であったり、
体内のマグネシウムが排出されてしまうと、
体内のカルシウムがの比率が増え、血管が異常に縮まる。
この現象を「動脈攣縮(どうみゃくれんしゅく)」と言う。
そしてこの動脈攣縮は心臓の周りの冠動脈で起こりやすく、
一度ここで動脈攣縮が起これば、心臓を動かす筋肉に血液が行き渡らなくなり、
心臓機能の停止(突然死)に陥る。
マグネシウム不足によって体に起こる変化(症状)は、次のとおりです。
①激しい動悸に襲われる。
②手足がやたらと震える。
③やたらと怒りっぽくなる。
④普段から汗をかきやすい。
⑤うつ状態になる。
このような症状がおこったら、マグネシウム不足の可能性が考えられる。
今回は以上です。
次回は、「バランスの良い食生活の目安」を取り上げますね。
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