「手・足・腰」をぶつけたときの手当てのポイント!
ハイサイ、ご無沙汰しています、N.Kです。このところ、私事で仕事がかなり忙しくて、
ブログの方に手が回るのが遅れてしまいがちに・・・。以後、気をつけますね。
今日は「手・足・腰」をぶつけたときの応急手当てを紹介しますね。
☆手当てのポイント
ポイント1 症状の確認
ぶつけたときの衝撃の強さなどによって、打撲や骨折、ねんざ、脱臼など、
異なる症状があらわれる。
ポイント2 外傷の有無の確認
患部からの出血がみられる場合は、清潔なガーゼやハンカチなどを直接当てて、止血する。
ポイント3 痛みの持続時間の確認
長時間痛みが続く場合は骨折の疑いがある。
痛みの度合いや種類を確認して、至急医師の診断を受けること。
ポイント4 腫れの状態の確認
腫れが痛みとともに徐々にひどくなってくる場合も、
骨折の疑いがある。腫れの具合もあわせて確認する。
ポイント5 顔色、呼吸、脈拍の確認
呼吸や脈拍に異常があり、顔色が悪いなどのショック症状が出た場合は骨折の疑いがある。
打撲した直後の状態を確認して、必要に応じて救急車を呼び、病院で医師の診察を受けること。
●応急処置
◎手・足をぶつけたとき
①患部を動かさずに安静にし、傷がある場合は流水で洗浄する。出血があるときは止血する。
足をぶつけたときは、急に立ち上がったりせず、そのまま安静にする。
②患部が腫れてるようなら、氷のうや濡れたタオルで患部を冷やすと、痛みが和らぐ。
③激痛や腫れなど、骨折が疑われる場合は、患部が動かないよう、
添え木やそれに代わるものを当てて固定する。
手の場合は、テニスボール大のものを握らせるか、手全体を厚などではさんでから固定する。
指の場合は、患部の隣の指を一緒にテーピングするとよい。
◎腰をぶつけたとき
①足の下に布団などを入れて30㎝くらい高くして、仰向けに寝かせ、楽な姿勢をとる。
足を持ち上げるのが困難な場合は、無理して持ち上げなくてよい。
②骨盤の周りをタオルなどで固定し、動かないようにする。
③寒さを感じてる場合は、毛布などをかけて保温する。
④顔色が悪く、呼吸が荒くなったり脈拍に異常がみられたりする場合は、至急救急車を呼ぶ。
呼吸をしていない場合は、人工呼吸などの応急処置を行う。
日常生活の中で、ちょっとした不注意でぶつけることは少なくありません。
傷がなく軽い打撲にみえても、ぶつけたときの衝撃によっては骨折することもあります。
骨折や内出血した場合は、時間の経過とともに痛みが強くなるので、注意して様子をみましょう。
また、打撲したところを温めると炎症が強くなり、症状を悪化させる場合があるため、
入浴は避け、シャワーなどですませるようにしましょう。
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