女性特有の話
女性に冷え性や低血圧が多いのは?
ハイサイ、N.Kです。今回は、女性特有の話を載せておきますね!
Q.女性に冷え性や低血圧が多いのはなぜですか?
A.低血圧には女性ホルモンが関係し、冷え性には、女性の身体構造が関係しています。
*低血圧の原因は、心臓から送り出される血液量(心拍出量)の減少、
全身を循環している血液量(循環血液量)の減少、そして末梢血管の拡張による
血管抵抗の減少などが考えられます。
では、女性に低血圧が多いのは、1つの理由として、
女性ホルモンによる血管の拡張作用があります。体内の一酸化窒素は、
内因性血管拡張物質と呼ばれ、血管を拡張させる重要な物質です。
女性ホルモンである卵胞ホルモン(エストロゲン)は、この一酸化窒素の合成を
助けるはたらきをします。つまり、女性は女性ホルモンの作用により、
末梢血管が拡張しやすいため、男性に比べて低血圧の人が多いのです。
*次に、冷え性についてです。冷え性を「冷え症」と書かないのは、
冷え性自体が病気ではないからです。現在の西洋医学では、
明確な「冷え性の検査法や治療法」はありません。
また、冷え性の定義もはっきり決まっていません。
冷え性は男性より女性に多く見られますが、
それは体の構造的な違いに理由があります。
冷え性の大きな原因は、熱の生産不足と血行不良です。
体の約6割の熱を生産するのは筋肉ですが、
女性の方が男性に比べ筋肉量が少ないため、どうしても熱量不足になり、
平熱も低くなりがちです。また、女性に多い低血圧では、
血液を循環させる力が弱いため血行不良をまねきやすく、
それに貧血が加わると体の細胞に十分な酸素が供給されません。
さらに、女性の場合は狭い骨盤内に子宮や卵巣などの臓器が収まっているため、
その部分の血行が悪くなりがちです。また、女性ホルモンのバランスの乱れが、
体温や血圧をコントロールしている自律神経に影響を及ぼします。
このような理由から、男性に比べ女性に冷え性が多いのです。
*体温が1℃下がるだけで、免疫力は40%低下すると言われています。
また、体の機能を保つために必要な酸素は、37℃近くで最も効率的にはたらきますので、
体内の温度が低いと酸素がうまくはたらかず、
内蔵機能の低下をまねいてしまいます。・・・今回は以上です。
まぁ、この時期、沖縄(温かい)だからではなく、季節は冬だからで、
薄着(Tシャツ)でウロウロしないで、風邪を引かないように注意してくださいね。
単純に温かくすることだけを考えてもいいですよ・・・。
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