いろんな病気について

2011年10月16日

注意したい病気「動脈硬化」[２１]

ハイサイ！！

T.Tです♪♪

今日は注意したい病気「動脈硬化」の症状と予防について紹介します。

●動脈硬化とは
健康な動脈の壁に弾力性があります。しかし、血液中の中性脂肪やコレステロールなどが壁の内側に付着してたまっていくと、壁は弾力を失って硬くなります。壁が厚みを増すと、血管が細く狭くなるので血液の流れも悪くなります。このような状態を動脈硬化といいます。自覚症状はありません。

★原因
動脈硬化は典型的な生活習慣病です。特に食生活が影響しており、食生活の欧米化による動物性脂肪の過剰摂取の他、栄養バランスの悪い食事、塩分の過剰摂取なども影響します。危険因子には、肥満や運動不足、ストレスなどがあり、なかでも「脂質異常症」「高血圧」「喫煙」は、三大危険因子です。

◎動脈硬化が引き起こす病気
動脈硬化は、動脈で起きる病気なので、動脈が走っているところならどこでも起こるおそれがおるといえますが、脳や心臓、大動脈などに起こることもあり、そのような場合は特に次のような病気に注意が必要です。
脳出血・脳梗塞・脳血管性認知症・脳膜の血管の損傷・眼底出血・狭心症・心筋梗塞・大動脈瘤・足の壊疽などです。

☆動脈硬化の予防ポイント
ポイント1　お酒や甘いものは控える
お酒や甘いものは中性脂肪の値を高めるので、摂り過ぎに注意する。

ポイント2　野菜類や海藻類をたくさん摂る
動脈硬化を防ぐ働きがあるビタミンやミネラルは、野菜類や海藻類に多く含まれるので、積極的に摂るようにする。

ポイント3　肉より青魚を食べる
サバなどの青魚に多く含まれるEPAやDHAなどには、血管の凝固を抑える働きがある。

ポイント4　禁煙する
たばこの煙に含まれる一酸化炭素などは動脈硬化を促進するので、禁煙する。

ポイント5　肥満に注意する
肥満は脂質異常症を引き起こし、やがて動脈硬化につながるおそれがある。

ポイント6　適度な運動を心掛ける
血液中の脂質を低下させ、動脈硬化を予防するには、有酸素運動が効果的。無理せず適度に行うようにする。

ポイント7　ストレスをためない
ストレスは血圧を上げるもと。日常生活を工夫し、ストレスをためないようにする。

ポイント8　血圧をこまめにチェックする
高血圧は三大危険因子の一つ。高血圧になっていないかをこまめにチェックする。

注意したい病気「動脈硬化」[２１]

動脈硬化は体中を走っている動脈すべてに起こる危険性を秘めています。脳梗塞や虚血性心疾患を引き起こす原因にもなるので、こまめなチェックが必要です。

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