いろんな病気について
突然の異変「胸痛」[31]
ハイサイ!!
T.Tです♪♪
今日は突然の異変「胸痛」の種類、症状と手当のポイントを紹介します。
◎手当のポイント
ポイント1 痛みの度合いの確認
突発的に起こった激しい痛みか、慢性的に感じている痛みか、強さはどの程度か確認する。
ポイント2 痛む場所の確認
胸の中央・左右など、痛む場所を確認する。病気によっては別の場所も痛むことがある。
ポイント3 痛みの種類の確認
鈍い痛みか、刺すような鋭い痛みか、締めつけられるような痛みか、えぐられるような痛みかなど、どのように痛むのかを確認する。
ポイント4 痛みの持続時間の確認
安静にしていれば落ち着く程度か、激しい痛みが何分も続くのかを確認する。激痛が15分以上続く場合は大至急病院へ。
ポイント5 呼吸の有無も確認
耳元で呼びかけ、反応がなければ呼吸を確認し、必要に応じて気道の確保や人工呼吸、心臓マッサージを行う。
ポイント6 他の症状の有無の確認
発汗や発熱、吐き気、咳、意識障害、頻脈や不整脈、血圧降下など、他の症状がないかを確認する。
●応急処置
①衣服をゆるめて、仰向けに寝かせ安静にする。
②吐き気や嘔吐などの症状がある場合は、嘔吐物がのどに詰まらないように顔を横向きにする。
③座ったほうが呼吸が楽な場合は、上半身を起こしてイスや座布団に寄りかからせる。
④毛布などをかけて保温する。暑くなり過ぎないように注意する。
胸に痛みが起こる病気
◎急性心筋梗塞
症状…胸の奥が締めつけられるような激しい痛みが30分以上も続き、冷や汗を伴う。呼吸困難や意識障害、吐き気を伴う場合は、重症の疑いが強い。
原因…動脈硬化により、冠動脈の一部の血流の流れが途絶えるために、その部分の心筋に酸素や栄養の不足が生じて、心筋細胞が死滅するために起こる。急性心筋梗塞は死亡率が5~10%程度と、とても高いのが特徴。突然発生する場合があり、予測が難しい。
◎狭心症
症状…胸の奥が締めつけられるような激しい痛みから、違和感を感じる程度の軽いものまでさまざま。多くは数分、長くとも15分間以内で治まるのが特徴。
原因…動脈硬化により血管内腔が狭くなり、冠動脈の一部の血液の流れが途絶え、その部分の心筋に一時的に酸素や栄養の不足が生じるために起こる。
◎急性心不全
症状…咳とピンク色の泡状の淡が出て、激しい呼吸困難が起こる。仰向けになると悪化する。胸が圧迫されるように痛み、全身に冷や汗が出て、手足が急激に冷たくなる。このような症状が急に現れ、悪化していくのが特徴。
原因…全身の細胞に血液を送り出す働きをする心臓の働きが急激に低下し、肺がうっ血して酸素と二酸化炭素のガス交換が悪化するために起こる。急性心筋梗塞などの虚血性心疾患や、心臓弁膜症などが引き金となる。
◎急性心膜炎
症状…胸が圧迫されるような息苦しさや痛みが起こり、呼吸困難や熱が出る。左側を下にして寝たときに症状が強まる傾向がある。
原因…細菌やウイルスの感染によることが多く、心臓を包む心膜に炎症が起こる。心筋炎を伴うこともある。
◎胸膜炎
症状…深呼吸や咳で胸痛が強まり、原因が感染症の場合は熱が出る。進行すると呼吸困難を感じる。
原因…感染症や悪性腫瘍などで、胸膜腔に胸水が溜まるために起こる。感染症では、結核によるものが多い。
◎自然気胸
症状…突然の胸痛や激しい咳、呼吸困難が現れる。
原因…何らかの原因で肺の一部が破れ、胸腔内に空気が漏れだし、肺がしぼむために起こる。
◎急性心筋炎
症状…発熱や鼻水、咳などの風邪のような症状から腹痛、下痢などが起こり、続いて動悸や胸部の不快感が現れる。重症化すると、呼吸困難や血圧低下、意識障害、不整脈が起こり、突然死の原因になる場合もある。
原因…心筋に炎症が起こり、心筋が壊死するなどによって心臓が弱まるために起こる。アデノウイルスやエコーウイルス、インフルエンザウイルスや細菌などの感染が原因になることがあるが、原因が分からない場合もある。
![突然の異変「胸痛」[31]](//img01.ti-da.net/usr/churaumikenkouin/IMG_0364.JPG)
胸にある心臓や肺は、生命の維持に関わる重要な働きをする器官です。痛みを感じたら、どのような痛みかどこが痛むかを注意深く確認しながら、適切な処置を行うことが何よりも重要です。
T.Tです♪♪
今日は突然の異変「胸痛」の種類、症状と手当のポイントを紹介します。
◎手当のポイント
ポイント1 痛みの度合いの確認
突発的に起こった激しい痛みか、慢性的に感じている痛みか、強さはどの程度か確認する。
ポイント2 痛む場所の確認
胸の中央・左右など、痛む場所を確認する。病気によっては別の場所も痛むことがある。
ポイント3 痛みの種類の確認
鈍い痛みか、刺すような鋭い痛みか、締めつけられるような痛みか、えぐられるような痛みかなど、どのように痛むのかを確認する。
ポイント4 痛みの持続時間の確認
安静にしていれば落ち着く程度か、激しい痛みが何分も続くのかを確認する。激痛が15分以上続く場合は大至急病院へ。
ポイント5 呼吸の有無も確認
耳元で呼びかけ、反応がなければ呼吸を確認し、必要に応じて気道の確保や人工呼吸、心臓マッサージを行う。
ポイント6 他の症状の有無の確認
発汗や発熱、吐き気、咳、意識障害、頻脈や不整脈、血圧降下など、他の症状がないかを確認する。
●応急処置
①衣服をゆるめて、仰向けに寝かせ安静にする。
②吐き気や嘔吐などの症状がある場合は、嘔吐物がのどに詰まらないように顔を横向きにする。
③座ったほうが呼吸が楽な場合は、上半身を起こしてイスや座布団に寄りかからせる。
④毛布などをかけて保温する。暑くなり過ぎないように注意する。
胸に痛みが起こる病気
◎急性心筋梗塞
症状…胸の奥が締めつけられるような激しい痛みが30分以上も続き、冷や汗を伴う。呼吸困難や意識障害、吐き気を伴う場合は、重症の疑いが強い。
原因…動脈硬化により、冠動脈の一部の血流の流れが途絶えるために、その部分の心筋に酸素や栄養の不足が生じて、心筋細胞が死滅するために起こる。急性心筋梗塞は死亡率が5~10%程度と、とても高いのが特徴。突然発生する場合があり、予測が難しい。
◎狭心症
症状…胸の奥が締めつけられるような激しい痛みから、違和感を感じる程度の軽いものまでさまざま。多くは数分、長くとも15分間以内で治まるのが特徴。
原因…動脈硬化により血管内腔が狭くなり、冠動脈の一部の血液の流れが途絶え、その部分の心筋に一時的に酸素や栄養の不足が生じるために起こる。
◎急性心不全
症状…咳とピンク色の泡状の淡が出て、激しい呼吸困難が起こる。仰向けになると悪化する。胸が圧迫されるように痛み、全身に冷や汗が出て、手足が急激に冷たくなる。このような症状が急に現れ、悪化していくのが特徴。
原因…全身の細胞に血液を送り出す働きをする心臓の働きが急激に低下し、肺がうっ血して酸素と二酸化炭素のガス交換が悪化するために起こる。急性心筋梗塞などの虚血性心疾患や、心臓弁膜症などが引き金となる。
◎急性心膜炎
症状…胸が圧迫されるような息苦しさや痛みが起こり、呼吸困難や熱が出る。左側を下にして寝たときに症状が強まる傾向がある。
原因…細菌やウイルスの感染によることが多く、心臓を包む心膜に炎症が起こる。心筋炎を伴うこともある。
◎胸膜炎
症状…深呼吸や咳で胸痛が強まり、原因が感染症の場合は熱が出る。進行すると呼吸困難を感じる。
原因…感染症や悪性腫瘍などで、胸膜腔に胸水が溜まるために起こる。感染症では、結核によるものが多い。
◎自然気胸
症状…突然の胸痛や激しい咳、呼吸困難が現れる。
原因…何らかの原因で肺の一部が破れ、胸腔内に空気が漏れだし、肺がしぼむために起こる。
◎急性心筋炎
症状…発熱や鼻水、咳などの風邪のような症状から腹痛、下痢などが起こり、続いて動悸や胸部の不快感が現れる。重症化すると、呼吸困難や血圧低下、意識障害、不整脈が起こり、突然死の原因になる場合もある。
原因…心筋に炎症が起こり、心筋が壊死するなどによって心臓が弱まるために起こる。アデノウイルスやエコーウイルス、インフルエンザウイルスや細菌などの感染が原因になることがあるが、原因が分からない場合もある。
胸にある心臓や肺は、生命の維持に関わる重要な働きをする器官です。痛みを感じたら、どのような痛みかどこが痛むかを注意深く確認しながら、適切な処置を行うことが何よりも重要です。
この記事へのコメント
たまに、胸痛?があるので
勉強になります。
勉強になります。
Posted by まゆまゆ
at 2011年11月16日 01:03

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