いろんな病気について
注意したい病気「糖尿病」[33]
ハイサイ!!
T.Tです♪♪
今日は注意したい病気「糖尿病」種類と症状、予防を紹介します。
●糖尿病とは
糖尿病になると、膵臓から分泌されるインスリンという血糖値調整するホルモンが不足するため、食べ物から摂取したブドウ糖をうまく処理できなくなり、血液中にブドウ糖がたまって血糖値が上昇します。やがて、尿と一緒に糖が異常に排出されるようになります。
近年、糖尿病患者は増え続けており、全国に約890万人いると言われています。また、糖尿病になるおそれが強い人は、1320万人くらいいると推定されています。原因の大半は食生活です。まさしく「飽食の時代」を反映した現代病といえるでしょう。
◎糖尿病の種類と症状
糖尿病には1型糖尿病や2型糖尿病などがあります。1型糖尿病は肥満や食生活とは無関係で、免疫異常により膵臓のベータ細胞が破壊されてインスリンがつくれなくなる病気です。2型糖尿病は、日本での糖尿病患者の約90%を占め、主に食べすぎや肥満が原因で起こります。自覚症状のないことが特徴といわれるくらい、痛みなどの症状がまったくないのが糖尿病です。ですから、初期の場合、なかなか気づくことができません。
放置して血糖値が異常に高い状態が続くと、次のような症状が現れます。
●薄い色の尿がたくさん出て、回数も増える
●食べているのに体重が減る
●食欲が異常に増す
●疲れやすい
●のどが異常に渇き、水を頻繁に飲む
●甘いものばかり食べたくなる
●なかなか傷が治らなくなる
糖尿病が引き起こす病気
糖尿病が恐ろしいのは、さまざまな合併症を引き起こすためです。合併症には「動脈硬化」や「脳卒中」など血管に関する病気があります。糖尿病が長期にわたると体中の微小血管が破壊されていき、全身のさまざまな臓器に重大な傷害を引き起こすおそれもあります。
○糖尿病3大合併症
糖尿病には、3大合併症と呼ばれる代表的な病気があります。正しい治療を心がけましょう。
●糖尿病性網膜症
目の網膜の毛細血管に障害が起こり、視力が弱まる病気です。日本では中途失明患者の原因の第1位となっています。白内障や緑内障が現れることもあるので、注意が必要です。
●糖尿病性腎症
腎臓でろ過機能を担う糸球体の働きが低下し、たんぱく質が尿に多量に放出されるようになる病気です。最初は無症状ですが、病気が進行すると、むくみや腹水、食欲不振などが現れるようになります。
重症になると、頻繁に通院して人工透析など行う必要があるため、日常生活に大きな支障を及ぼしています。
●糖尿病性神経障害
全身の末梢神経や、心臓や血圧などを調整する自律神経などに障害が生じる病気です。合併症の中では比較的初期のうちからみられます。
末梢神経に障害が出ると、手足のしびれが出たり、痛みに鈍くなったりするなどの症状が現れ、自律神経に障害が出ると、下痢や便秘、立ちくらみ、EDなどが現れるようになります。
☆糖尿病の予防ポイント☆
ポイント1 バランスのよい食事を摂る
ビタミンや食物繊維が豊かな野菜類や海藻類などを、積極的に多く摂取する。脂っこいものや甘いものなどの過敏摂取は控え、バランスのよい食事をするように心がける。
ポイント2 お酒は控えめに
お酒はカロリーが高いので、適量を心がける。目安はビールなら大瓶で1本、缶ビールで2本以内。1週間に2~3日程度禁酒日を設けるのもよい。
ポイント3 食事は、3食できるだけ決まった時間に
朝食を食べなかったり、不規則な時間に食事をしたりするのはできるだけ避け、朝・昼・夜の3回、決まった時間に食事する。
ポイント4 自分にとって1日で必要なカロリーや食事のカロリーなどを知り、日常生活の中で注意する習慣を身につける。味付けを薄めにしたり、お茶碗を小ぶりのものにするなどの工夫を取り入れるのもよい。食事が多いと感じるときは残すことも必要。
ポイント5 ながら食いをしない
本を読んだり、テレビを見ながら食べ続けたりすると、食べた量が分かりにくくなる。また、しっかり味わえないため、満足感も得にくく、つい食べ過ぎてしまうので注意。
ポイント6 ストレスをためないようにする
ストレスは体の生理機能を狂わせることがあるので、上手にストレスを解消する工夫を心がける。
ポイント7 年齢に合わせて血糖値検査をする
糖尿病は何よりも早期発見が治療のポイント。40歳前後から血糖値を検査し、自分の血糖値を把握しておく。
ポイント8 適度な運動を心がける
筋トレなど特別な運動ではなく、普段の生活の中で、歩いたり階段を使ったりするなど、体を動かすようにする。
ポイント9 肥満に注意する
肥満体質の人は糖尿病になる確率が高いので、肥満を予防する生活を心がける。
糖尿病は放置すると合併症を招く恐れがある恐ろしい病気です。セルフチェックを行い、当てはまる人は医療機関を受診して早期発見に努めましょう。
![注意したい病気「糖尿病」[33]](//img01.ti-da.net/usr/churaumikenkouin/IMG_0347.JPG)
T.Tです♪♪
今日は注意したい病気「糖尿病」種類と症状、予防を紹介します。
●糖尿病とは
糖尿病になると、膵臓から分泌されるインスリンという血糖値調整するホルモンが不足するため、食べ物から摂取したブドウ糖をうまく処理できなくなり、血液中にブドウ糖がたまって血糖値が上昇します。やがて、尿と一緒に糖が異常に排出されるようになります。
近年、糖尿病患者は増え続けており、全国に約890万人いると言われています。また、糖尿病になるおそれが強い人は、1320万人くらいいると推定されています。原因の大半は食生活です。まさしく「飽食の時代」を反映した現代病といえるでしょう。
◎糖尿病の種類と症状
糖尿病には1型糖尿病や2型糖尿病などがあります。1型糖尿病は肥満や食生活とは無関係で、免疫異常により膵臓のベータ細胞が破壊されてインスリンがつくれなくなる病気です。2型糖尿病は、日本での糖尿病患者の約90%を占め、主に食べすぎや肥満が原因で起こります。自覚症状のないことが特徴といわれるくらい、痛みなどの症状がまったくないのが糖尿病です。ですから、初期の場合、なかなか気づくことができません。
放置して血糖値が異常に高い状態が続くと、次のような症状が現れます。
●薄い色の尿がたくさん出て、回数も増える
●食べているのに体重が減る
●食欲が異常に増す
●疲れやすい
●のどが異常に渇き、水を頻繁に飲む
●甘いものばかり食べたくなる
●なかなか傷が治らなくなる
糖尿病が引き起こす病気
糖尿病が恐ろしいのは、さまざまな合併症を引き起こすためです。合併症には「動脈硬化」や「脳卒中」など血管に関する病気があります。糖尿病が長期にわたると体中の微小血管が破壊されていき、全身のさまざまな臓器に重大な傷害を引き起こすおそれもあります。
○糖尿病3大合併症
糖尿病には、3大合併症と呼ばれる代表的な病気があります。正しい治療を心がけましょう。
●糖尿病性網膜症
目の網膜の毛細血管に障害が起こり、視力が弱まる病気です。日本では中途失明患者の原因の第1位となっています。白内障や緑内障が現れることもあるので、注意が必要です。
●糖尿病性腎症
腎臓でろ過機能を担う糸球体の働きが低下し、たんぱく質が尿に多量に放出されるようになる病気です。最初は無症状ですが、病気が進行すると、むくみや腹水、食欲不振などが現れるようになります。
重症になると、頻繁に通院して人工透析など行う必要があるため、日常生活に大きな支障を及ぼしています。
●糖尿病性神経障害
全身の末梢神経や、心臓や血圧などを調整する自律神経などに障害が生じる病気です。合併症の中では比較的初期のうちからみられます。
末梢神経に障害が出ると、手足のしびれが出たり、痛みに鈍くなったりするなどの症状が現れ、自律神経に障害が出ると、下痢や便秘、立ちくらみ、EDなどが現れるようになります。
☆糖尿病の予防ポイント☆
ポイント1 バランスのよい食事を摂る
ビタミンや食物繊維が豊かな野菜類や海藻類などを、積極的に多く摂取する。脂っこいものや甘いものなどの過敏摂取は控え、バランスのよい食事をするように心がける。
ポイント2 お酒は控えめに
お酒はカロリーが高いので、適量を心がける。目安はビールなら大瓶で1本、缶ビールで2本以内。1週間に2~3日程度禁酒日を設けるのもよい。
ポイント3 食事は、3食できるだけ決まった時間に
朝食を食べなかったり、不規則な時間に食事をしたりするのはできるだけ避け、朝・昼・夜の3回、決まった時間に食事する。
ポイント4 自分にとって1日で必要なカロリーや食事のカロリーなどを知り、日常生活の中で注意する習慣を身につける。味付けを薄めにしたり、お茶碗を小ぶりのものにするなどの工夫を取り入れるのもよい。食事が多いと感じるときは残すことも必要。
ポイント5 ながら食いをしない
本を読んだり、テレビを見ながら食べ続けたりすると、食べた量が分かりにくくなる。また、しっかり味わえないため、満足感も得にくく、つい食べ過ぎてしまうので注意。
ポイント6 ストレスをためないようにする
ストレスは体の生理機能を狂わせることがあるので、上手にストレスを解消する工夫を心がける。
ポイント7 年齢に合わせて血糖値検査をする
糖尿病は何よりも早期発見が治療のポイント。40歳前後から血糖値を検査し、自分の血糖値を把握しておく。
ポイント8 適度な運動を心がける
筋トレなど特別な運動ではなく、普段の生活の中で、歩いたり階段を使ったりするなど、体を動かすようにする。
ポイント9 肥満に注意する
肥満体質の人は糖尿病になる確率が高いので、肥満を予防する生活を心がける。
糖尿病は放置すると合併症を招く恐れがある恐ろしい病気です。セルフチェックを行い、当てはまる人は医療機関を受診して早期発見に努めましょう。
◇糖尿病セルフチェック◇
□体重を管理していない
□あくびが出やすくよく居眠りする
□糖尿病の人が家族にいる
□なかなか疲れが取れない
□1回の食事でたくさん食べる
□あまりかまないで早食いをする
□食事時間が不規則である
□運動不足気味である
□肥満気味である
□脂っこいものが好きでよく食べる
□お酒は頻繁にたくさん飲む
□皮膚がかゆい、かさつく
□尿のにおいが変わった
0~3個…該当項目の改善を心がけましょう
4~6個…糖尿病予備軍の手前です。特に食生活に注意しましょう
7個以上…糖尿病かその予備軍の疑いです。専門医を受診しましょう
□体重を管理していない
□あくびが出やすくよく居眠りする
□糖尿病の人が家族にいる
□なかなか疲れが取れない
□1回の食事でたくさん食べる
□あまりかまないで早食いをする
□食事時間が不規則である
□運動不足気味である
□肥満気味である
□脂っこいものが好きでよく食べる
□お酒は頻繁にたくさん飲む
□皮膚がかゆい、かさつく
□尿のにおいが変わった
0~3個…該当項目の改善を心がけましょう
4~6個…糖尿病予備軍の手前です。特に食生活に注意しましょう
7個以上…糖尿病かその予備軍の疑いです。専門医を受診しましょう
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。