いろんな病気について
子どもの異変「発熱」「38」
ハイサイ!!!
T.Tです♪♪
今日は子どもの異変「発熱」の手当てのポイントと症状について紹介します。
●手当のポイント
ポイント1 子どもの異変に注意する
子ども、特に乳幼児は体力も免疫力も大人に比べて弱いので、感染症などの病気にかかりやすい。しかし、自分で症状を説明することができないので、親や周りの大人が常に子どもの様子に気を配り、異変を見逃さないのが重要。発熱とともに現れる症状にも注意する。
◎熱とともに現れる症状
・呼吸が困難、咳
⇒気管支炎、肺炎の疑い
○気管支炎
ウイルスや細菌による炎症が、気管支にまで進んで起こる病気。痰の絡んだひどい咳や発熱が主な症状である。咳や高熱が続き、呼吸が苦しそうな場合は、急に容態が悪くなることがあるため、至急医師の診断を受けること。
○肺炎
ウイルスや細菌に感染し、肺で炎症が起こる病気。40度近い高熱とともに、痰の絡んだ激しい咳が続き、息使いも荒くなる。細菌性の肺炎では、まれに肺に膿がたまって呼吸困難に陥ることもある。肺炎になると回復に時間がかかり、入院が必要なことも多い。症状が現れたら、肺炎にならないうちに早めに医師の診断を受けること。
・けいれん
⇒髄膜炎、脳炎、熱性けいれん、熱中症の疑い
◇絶対にやってはいけないこと
大声で呼びかける、身体を揺らす、抱きしめる、口をこじ開けるなどは、絶対にしてはいけない。昔から、口にものをくわえさせるとよいといわれているが、この方法も間違い。口内を傷つけたり窒息したりするおそれがあるのでしてはいけない。また、発作が終わっても、意識がもうろうとしている間に、水や薬を飲ませることも厳禁。窒息や嘔吐の原因になる。
応急処置
①けいれんが起こったら、刃物や熱いものなど危険なものを周囲から取り除く。
②衣服をゆるめ、横向きに寝かせる。
③けいれんの持続時間、手足の状態を確認する。けいれんが10分間以上続く場合や左右非対称に起こっている場合は、必ず医師の診察を受ける。
○髄膜炎
脳や脊髄の表面を覆っている髄膜に、細菌やウイルスが感染して炎症が起こる病気。頭痛、高熱、嘔吐とともにけいれんや意識障害を起こすこともある。重症化して治療が遅れると知能障害や手足にマヒが残ることがある他、命に関わることもある。症状がみられたら、一刻も早く医師の診察を受けること。
○脳炎
細菌やウイルスが脳に感染して炎症が起こる病気。脳がむくむため圧力が高まり、頭痛や嘔吐、けいれん、意識障害など、さまざまな症状が現れる。インフルエンザやはしか、風疹などのウイルスによるものが多い。運動機能障害や知能障害などの後遺症の心配があるので、早期発見がポイント。
○熱性けいれん
高熱の際に起こるひきつけのこと。手足が伸び、体を硬直させ白目をむいたようになる。けいれんは5分間以内で治まり、細かく震えた動きを繰り返すが、脳が障害を受けていることはないといわれている。ただし、10分間以上続く、何度も繰り返す、けいれんの様子が左右非対称などの場合は、別のけいれんのおそれがあるので、至急医師の診察を受けること。
・咳、鼻水、嘔吐、下痢
⇒インフルエンザ、突発性発疹の疑い
◎インフルエンザ
インフルエンザウイルスの感染によって起こる病気。頭痛や高熱、筋肉痛、全身倦怠感などの全身症状と、のどの痛み、咳、鼻水などの呼吸器症状がみられる。非常に感染力が強く、学校や幼稚園、保育園で集団生活してる子どもたちの間で感染しやすいことから、インフルエンザが流行ると学校閉鎖をする場合もある。通常の風邪と比べて症状が重いため、重篤になると最悪の場合は死に至るケースもある。中耳炎や気管支炎、肺炎、脳炎などを引き起こす場合があるため注意する。また、嘔吐や下痢がある場合は、脱水症状になりやすいので、十分に水分補給をする。
◎突発性発疹
高熱が続き、熱が下がってから、胸やお腹、背中を中心に赤い発疹が現れる。生後5か月~2歳くらいまでの乳幼児に多い。かゆみもなく合併症もほとんどないので、さほど心配はいらない。発疹は2~3日間ほどで治まる場合が多い。

子どもの救急で一番多いのが発熱です。熱が出るときは体に異変が起こっている証拠。何らかの病気の兆候とも考えられます。熱っぽいと思ったら、まず体温を測り、高熱か微熱程度か判断する必要があります。子どもは体温が高いので、37.5度以上を発熱、38度以上を高熱といいます。具合が悪くても、子どもは症状をうまく説明することができません。いつもと様子が違うと感じたら、早めに医師の診察を受けましょう。
T.Tです♪♪
今日は子どもの異変「発熱」の手当てのポイントと症状について紹介します。
●手当のポイント
ポイント1 子どもの異変に注意する
子ども、特に乳幼児は体力も免疫力も大人に比べて弱いので、感染症などの病気にかかりやすい。しかし、自分で症状を説明することができないので、親や周りの大人が常に子どもの様子に気を配り、異変を見逃さないのが重要。発熱とともに現れる症状にも注意する。
◎熱とともに現れる症状
・呼吸が困難、咳
⇒気管支炎、肺炎の疑い
○気管支炎
ウイルスや細菌による炎症が、気管支にまで進んで起こる病気。痰の絡んだひどい咳や発熱が主な症状である。咳や高熱が続き、呼吸が苦しそうな場合は、急に容態が悪くなることがあるため、至急医師の診断を受けること。
○肺炎
ウイルスや細菌に感染し、肺で炎症が起こる病気。40度近い高熱とともに、痰の絡んだ激しい咳が続き、息使いも荒くなる。細菌性の肺炎では、まれに肺に膿がたまって呼吸困難に陥ることもある。肺炎になると回復に時間がかかり、入院が必要なことも多い。症状が現れたら、肺炎にならないうちに早めに医師の診断を受けること。
・けいれん
⇒髄膜炎、脳炎、熱性けいれん、熱中症の疑い
◇絶対にやってはいけないこと
大声で呼びかける、身体を揺らす、抱きしめる、口をこじ開けるなどは、絶対にしてはいけない。昔から、口にものをくわえさせるとよいといわれているが、この方法も間違い。口内を傷つけたり窒息したりするおそれがあるのでしてはいけない。また、発作が終わっても、意識がもうろうとしている間に、水や薬を飲ませることも厳禁。窒息や嘔吐の原因になる。
応急処置
①けいれんが起こったら、刃物や熱いものなど危険なものを周囲から取り除く。
②衣服をゆるめ、横向きに寝かせる。
③けいれんの持続時間、手足の状態を確認する。けいれんが10分間以上続く場合や左右非対称に起こっている場合は、必ず医師の診察を受ける。
○髄膜炎
脳や脊髄の表面を覆っている髄膜に、細菌やウイルスが感染して炎症が起こる病気。頭痛、高熱、嘔吐とともにけいれんや意識障害を起こすこともある。重症化して治療が遅れると知能障害や手足にマヒが残ることがある他、命に関わることもある。症状がみられたら、一刻も早く医師の診察を受けること。
○脳炎
細菌やウイルスが脳に感染して炎症が起こる病気。脳がむくむため圧力が高まり、頭痛や嘔吐、けいれん、意識障害など、さまざまな症状が現れる。インフルエンザやはしか、風疹などのウイルスによるものが多い。運動機能障害や知能障害などの後遺症の心配があるので、早期発見がポイント。
○熱性けいれん
高熱の際に起こるひきつけのこと。手足が伸び、体を硬直させ白目をむいたようになる。けいれんは5分間以内で治まり、細かく震えた動きを繰り返すが、脳が障害を受けていることはないといわれている。ただし、10分間以上続く、何度も繰り返す、けいれんの様子が左右非対称などの場合は、別のけいれんのおそれがあるので、至急医師の診察を受けること。
・咳、鼻水、嘔吐、下痢
⇒インフルエンザ、突発性発疹の疑い
◎インフルエンザ
インフルエンザウイルスの感染によって起こる病気。頭痛や高熱、筋肉痛、全身倦怠感などの全身症状と、のどの痛み、咳、鼻水などの呼吸器症状がみられる。非常に感染力が強く、学校や幼稚園、保育園で集団生活してる子どもたちの間で感染しやすいことから、インフルエンザが流行ると学校閉鎖をする場合もある。通常の風邪と比べて症状が重いため、重篤になると最悪の場合は死に至るケースもある。中耳炎や気管支炎、肺炎、脳炎などを引き起こす場合があるため注意する。また、嘔吐や下痢がある場合は、脱水症状になりやすいので、十分に水分補給をする。
◎突発性発疹
高熱が続き、熱が下がってから、胸やお腹、背中を中心に赤い発疹が現れる。生後5か月~2歳くらいまでの乳幼児に多い。かゆみもなく合併症もほとんどないので、さほど心配はいらない。発疹は2~3日間ほどで治まる場合が多い。
子どもの救急で一番多いのが発熱です。熱が出るときは体に異変が起こっている証拠。何らかの病気の兆候とも考えられます。熱っぽいと思ったら、まず体温を測り、高熱か微熱程度か判断する必要があります。子どもは体温が高いので、37.5度以上を発熱、38度以上を高熱といいます。具合が悪くても、子どもは症状をうまく説明することができません。いつもと様子が違うと感じたら、早めに医師の診察を受けましょう。
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